Il fait を使った、天気に関する会話についてまとめました。Il fait で「天気が良い、悪い、暑い、寒い」など、雨と雪以外のさまざまな表現で使われます。
音声はネイティブの発音に近い形で録音しています。例文を見ながら繰り返し聞くことで、発音とリズムが自然に身につきます。
フランス語の天気表現
フランス語の天気表現は、日本語や英語と構造が大きく異なるため、初学者が特につまずきやすい分野です。
- 英語の “It is …” に相当する表現が複数ある
- faire / pleuvoir(自然現象) / être(限定的) / il y a の使い分けが必要
- 気温や体感温度の表現が日本語と一致しない
こうした理由から、天気表現は最初に体系的に整理しておくと、その後の会話理解が大きく楽になります。
Il fait:(イル・フェ)の活用と用法|(音声付き)
| 活用 | 語句と読み方 | 音声 | 日本語訳、コメント |
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| Il fait Il y a イルフェ、イリヤ いい天気、悪い天気、曇り、風が吹く |
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| Il fait イルフェ 明るい、暗い、暑い、寒い |
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| Il a fait ll faisait Il fera Il va faire イラ・フェ、イル・フゼ、イル・フェラ、イル・ヴァ・フェール 複合過去、半過去、単純未来、近接未来 |
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Il est を使った天気表現
時刻+天気の状態を説明する場合、天気そのものではなく、「その時点の状況」を述べるときに Il est が使われます。
- Il est tard et il fait encore chaud. もう遅いのに、まだ暑い。
- Il est tôt mais il fait déjà très chaud. まだ早いのに、もうとても暑い。
👉 Il est は「時間・状況の説明」で、天気そのものを表すわけではありません。
形容詞で「空の状態」を述べるとき、「空が〜だ」という意味で Il est + 形容詞 が使われることがあります。
- Il est nuageux. 曇っている。(=空が曇っている)
- Il est brumeux. 霧がかかっている。
👉 ただし、日常会話では Il fait nuageux / Il y a des nuages の方が一般的です。
Il pleut は「雨が降る」という自然現象を述べる文
Il pleut は:
- 「雨」という名詞を主語にしているわけではない
- 「天気」という概念を主語にしているわけでもない
自然現象を動詞で表す “非人称構文”です。 この用例には、他に neiger (ネジェ:雪が降る)があります。
➡️ 「Il pleut. (雨が降る) Il neige. (雪が降る)の表現のまとめ」を見てください
まとめ
- 天気表現は faire / pleuvoir / être / il y a の4種類に分かれる
- 日本語や英語と構造が異なるため、誤用が多い
- 例文と音声で「使われる場面」をセットで覚えると定着しやすい
次のステップ
天気表現を学んだら、日常会話でよく使う表現「Il y a」「C’est」「On peut」などを学ぶと、会話理解がさらにスムーズになります。