非人称代名詞(Il)を使った、天気に関する会話の中の「雨が降る」、「雪が降る」ついてについてまとめました。

はじめに

  • このページでは、フランス語の天気を表す基本表現「Il pleut(雨が降っている)」「Il neige(雪が降っている)」の使い方をまとめています。
  • これらは非人称構文と呼ばれ、主語の il は「人」ではなく「天気」を表します。
  • 初学者が混乱しやすいポイントを、例文とともにわかりやすく説明します。
  • 雨が降っている・雪が降っているという表現は、pleuvoir(プルヴォワール) neiger (ネイジェ)それぞれ専用の動詞を使います。
  • 非人称代名詞(il)のみを主語として持ちます。Il pleut / Il neige の il は「彼」ではなく、天気を表す非人称の il です。そのため、動詞 pleuvoir / neiger は三人称単数形のみを使います。

音声はネイティブの発音に近い形で録音しています。例文を見ながら繰り返し聞くことで、発音とリズムが自然に身につきます。

日本語話者が特につまずきやすいポイント

よくある間違い
  1. Il pleut / Il neige の il は「彼」ではない(非人称)
  2. pleuvoir / neiger は三人称単数形しか使わない
  3. 「雨が降る」は Il pleut(Il fait pluie とは言わない)
  4. 未来の天気は aller + 動詞(Il va pleuvoir)

“Il fait” との違い

  • Il fait + 形容詞:天気の状態(暑い・寒い・いい天気)
  • Il pleut / Il neige:気象現象(雨・雪)
  • Il fait froid.(寒い)
  • Il neige.(雪が降っている)

雨が降る:pleuvoir(プルヴォワール)の活用と用法|(音声付き)

活用 語句と読み方 音声 日本語訳、コメント
不定詞
  • pleuvoir (プルヴワール)
  • 主語Il のみ。他の主語 je, vous等はない。
過去分詞
  • plu (プル)
  • Il a plu. 「雨が降った」複合過去を形成
現在形
  • Il pleut. (イル・プル)
  • Il ne pleut plus. (イル・ヌ・プル・プルー)
  • 雨が降っている。
  • 雨が止んだ=もう雨は降っていない。
半過去
  • Il pleuvait. (イル・プルヴェ)
  • 雨が降っていた。 半過去で状況描写
複合過去
  • Il a plu. (イラ・プル)
  • 雨が降った。 複合過去 (Passé composé)今は、雨が降っていないニュアンスがある
単純未来
  • Il pleuvra demain. (イル・プルヴラ・ドゥマン)
  • (明日は)雨でしょう。天気予報など少し客観的な響き
近接未来
  • Il va pleuvoir demain. (イ・ヴァ・プルヴォワール・ドゥマン)
  • 確実に降りそうな場合の「雨が降るだろう」

雪が降る: neiger (ネジェ)の用法|(音声付き)

基本的には雨が降る:pleuvoir(プルヴォワール)雪が降る: eiger (ネイジェ) を代入すれば、雪に関する表現になります。

活用 用例  訳 
不定詞 neiger (ネジェ)  
過去分詞 neigé (ネジェ)  
現在形 il neige. (イル・ネジェ)  雪が降っている。
半過去 il neigeait. (イル・ネージュ) 雪が降っていた。
複合過去 il a neigé. (イラ・ネジェ) 雪が降った。
単純未来 il neigera. (イル・ネジュラ) 雪でしょう
近接未来 Il va neiger demain.(イ・ヴァ・ネジェ・ドゥマン 確実に降りそうな場合の「雪が降るだろう」
音声ファイル    

まとめ

  • Il pleut / Il neige は、天気の現象を表す非人称構文です。
  • 次は、天気の状態を表す Il fait + 形容詞(Il fait beau / chaud / froid)を学ぶと理解が深まります